
2017年5月21日(日)は、朝から暑く、キュウリくんとトマトくん、そして草くんたちによく陽が射しています。東京は30度を超えるとのことですから、外出時は熱中症にならないよう、気をつけたいものですね。
入居者の方が武蔵村山市で行われる「元気フェスタ」というイベントに参加されるということで、9時頃に出掛けるためにお見送りをした後、心を込めて育てている野菜くんたちに朝の声掛けをしてみました。
トマトくんは少しずつ実がなりはじめてきましたが、キュウリくんも花が咲き、数か所、実もなってきました。嬉しいですね。子どもの成長を見るようなまなざしで、いつも野菜くんたちとかかわっています。

野菜くんたちの日々の成長を見ながら、かつて特別支援学校で小学部1年生の担任をしていた頃のことを思い出しました。6歳~7歳になる(自閉症の)障がい児たちの日々の成長を喜び合いながら、人はこうして成長し、生きていくのだなあと実感したことがありました。
トイレが怖くておしっこができなかった子どもが、安心できる大人との日々のかかわりを通して、泣くこともなくトイレに行き、1年間のかかわりを通して「一人で」トイレでおしっこができるようになっていくその姿は、非常に感動的でした。また、してもらいたい時の言葉が言えなかった子どもが「ちょうだい」という言葉を覚えたことによって大人とのコミュニケーションが取れるようなりました。

子どもたちに学ばせていただいたことはいっぱいありました。あの頃に出会った子どもたちはもう高校を卒業するくらいの年齢になったのではないでしょうか。私の心にいつまでも「あの頃」のことが刻まれています。
成長する姿を見ること、そしてかかわることは嬉しいことですね。
そんな気持ちは野菜くんたちに対しても、同じです。