障がい者一人ひとりがその人らしく生きることができるよう、
障がい者が大切にされる住まいと暮らしを守り、
誰もが出番のある社会に!
特定非営利活動法人縁パワーは、就労困難及び生活困窮状況下で孤立状態を強いられながら生活を余儀なくされている社会的に不利な立場の方々に対して、安心して働き続けられる場を提供するとともに、相互扶助の精神を基盤に据えた多様な支援システムと地域ネットワークの構築を図りながら、人が大切にされる住まいと暮らしや、誰もが社会の中で出番を持ち、一人ひとりがその人らしく生きることのできるまちづくりの実現に寄与することを目的とします。
私たちの運営する障がい者グループホームのコンセプトは、「障がい者一人ひとりがその人らしく生きることができるよう、障がい者が大切にされる住まいと暮らしを守り、誰もが出番のある社会に!」です。
武蔵村山市在住の身体・知的・精神障がい者が「仕事をする上で困っていること」は、「収入が少ない」という回答が最も多く、とりわけ、精神障がい者の61.5%の方が収入に不安を持っています。また、「生活上での困りごとについて」は、身体・精神障がい者共通で「就労の問題」、知的・精神障がい者共通で「コミュニケーションがうまくとれない」、知的障がい者は「障がいが原因で特別な目で見られたり、差別を受けたりする」とあげています。生活上・仕事上の「困りごと」の上位回答は、 「外出する機会や場所が限られている」です(「武蔵村山市 第三次障害者計画・第四期障害福祉計画(平成27年度~平成29年度)」)。
以上の結果から、①就労の問題、②差別と偏見、③障がいの理解が深まっていない、
などがネックになり、障がい者における「社会参加」が閉ざされていることがわかります。また、特に行うべき施策で知的障がい者は「地域で生活できる住宅の確保」をあげており、障がい者が「住まいの問題」に悩まされている実態も見逃せません。安心して働くためには安定した住居の確保が不可欠です。ある精神障がい者によれば、「住まいを求めて不動産屋に行ったものの、100件目の物件でようやく決まった」と言い、障がい者というだけでいまだ「居住差別」を受けている実態もあります。
特定非営利活動法人縁パワーは、「住まいは人権」という立場で、障がい者が大切にされる住まいと暮らしを守るため、「新しい住まい方」を追求したいと考えております。
・現在男性グループホーム1室空きあり!(1名様募集中!)
対象:知的障がい者(男性)年齢18才以上の方
精神障がい者の方も歓迎です
※見学も可能ですので、ご連絡をいただければ対応致します。