NHKで放送されている「試して、ガッテン」という番組がありますが、私たちのグループホームでは夕食中に入居者と一緒によく観ている番組です。
5月31日(水)のテーマは「キュウリ」でした。できるだけ「自然農」に近い野菜づくりをめざしているため、興味津々で見入ってしまいました。とりわけ、「ふにゃふにゃのキュウリ」をシャキシャキに復活してしまうという話には、すかさずメモを走らせてしまいました。
昨年、入居者と一緒に一生懸命作ったキュウリくんは、食べきれないほどの量を収穫することができました。食べきれないほどの多くのキュウリくんだったため、隣り近所や親御さんなどにも提供させていただいたのですが、あまりにも多かったので、冷蔵庫に数日入れていたキュウリくんが「ふにゃふにゃのキュウリくん」になってしまい、残念な結果になってしまったのです。
番組ではそうした「ふにゃふにゃのキュウリくん」をなんと復活させる方法を教えてくれたのでした。
「ふにゃふにゃのキュウリくん」を復活させてくれた方々は、京都の老舗の漬物屋の三代目と四代目の方々でした。三代目の久保勝さんが四代目の久保統さんに「このふにゃふにゃのキュウリをどうしたらシャキシャキのキュウリにできるか」と持っていきました。すると、四代目の久保統さんは、すぐに「シャキシャキのキュウリくん」に変身させてしまったのでした。
キュウリをシャキシャキする技は意外や意外、桶の中に「ふにゃふにゃのキュウリくん」を置き、水と氷を入れて冷やすだけ。そう、それだけなんです!
キュウリには気孔があり、そこから水が出てしまうのですね。水分が抜けてしまっているから、「ふにゃふにゃ」になってしまうということなのです。
そこで密封したビニールの中にキュウリくんを入れて、チルド室で冷やすと、見事に「シャキシャキのキュウリくん」に復活するのでした。
ちなみに、キュウリくんを買ってから1日のキュウリくんは10分間、2~3日は1時間、4日以上は一晩冷やすとシャキシャキになるようです。
非常に勉強になりました。
大切なキュウリくんをふにゃふにゃにしないために、今後はそうしてみたいと思います。